1. セットアップ

最初に、あなたの Google カレンダーを Caltimate に接続します。数十秒で終わります。

  1. アプリを起動して「アカウントを追加」

    サイドバー下部、または設定の「アカウント」タブから追加できます。

  2. ブラウザで Google にサインイン

    「このアプリは Google で確認されていません」と表示されたら、「詳細」→「Caltimate(安全ではないページ)に移動」で進みます。審査前の正常な表示で、危険ではありません。

  3. カレンダーへのアクセスを許可

    許可すると、あなたの全カレンダーが色付きで読み込まれ、閲覧・作成・編集・削除ができるようになります。

複数の Google アカウント

「アカウントを追加」を繰り返せば、仕事用・個人用など複数の Google アカウントをまとめて表示・編集できます。設定で表示方法(全部まとめて / 1つだけ)や、新規予定の既定の作成先を選べます。

データの保存先:予定は Google 側に保存されます。接続情報(トークン)はこの Mac の中だけに保存され、Caltimate のサーバーには送りません。例外は「予約リンク」を有効にしたアカウントだけで、その仕組みは 3. 予約リンク で説明します。

2. 予定を作る

話す・書く・貼る。フォームを埋めなくても、一文で予定になります。

自然言語で入力

予定の内容を、ふだんの言葉でそのまま書きます。日時・場所・出席者・会議リンク・繰り返し・通知を、Caltimate が自動で読み取ります。

同じ一文が、こう解釈されます。ほかの書き方の例:

毎週火曜10時 定例 田中さん sato@example.com
  • 日時・期間:「明日15時」「27日 14:00〜15:30」など
  • 場所:「@渋谷」「@会議室A」
  • 会議:「zoom」「meet」でリンクを自動発行
  • 繰り返し:「毎週火曜」「毎月第2月曜」
  • 通知:「10分前」「1時間前」

音声・グローバル入力・貼り付け

  • 音声入力:マイクで話すと、そのまま予定やタスクになります。手が離せないときに。
  • システム全体のクイック入力:どのアプリを使っていても ⌃⌥Space で入力パネルが最前面に。切り替え不要です。
  • テキストから予定を作成:メールやチャットの文面を丸ごと貼り付けると、日時・場所・出席者・会議リンクを抽出して下書きします。
  • コマンドパレット⌘K で検索と作成をまとめて。

3. 予約リンク(日程調整)

自分専用の予約ページを作って相手に送るだけ。相手が空き枠を選ぶと、あなたのカレンダーに予定が入ります。往復のメール調整が終わります。

予約ページを有効にする

  1. 設定 →「予約リンク」タブ

    接続済みの Google アカウントが一覧で並びます。

  2. 使いたいアカウントで「予約ページを有効にする」

    そのアカウントの接続をサーバーに登録します。以降、あなたの Mac が起動していなくても、相手はいつでも予約できます。

リンクを発行して送る

  1. 条件を決めて発行

    タイトル・所要時間・受付時間・平日のみ・公開する期間・予約の作成先カレンダーを選んで発行。あなた専用の URL(book.caltimate.com/l/…)が作られ、クリップボードにコピーされます。

  2. URL を相手に送る

    相手はページを開いて、空いている枠から都合のいい時間を選ぶだけ。相手にアプリのインストールは不要です。

  3. 予約が自動でカレンダーへ

    予約が入ると、あなたのカレンダーに予定が作られ、相手には Google の招待メールが届きます。

内部の予定でブロックする(ダブルブッキング防止)

発行時に「空き判定に含めるカレンダー」で、外部公開用だけでなく内部用など非公開のカレンダーも選べます。すると、内部カレンダーで埋まっている時間は自動的に予約不可になります。予定の中身は相手に見えません(時間が塞がっていることだけが反映されます)。

アカウントごとに完全分離

予約は「作成先に選んだアカウント」のカレンダーにだけ入ります。複数アカウントを有効にしても、それぞれ独立した予約ページになり、他のアカウントのリンクや予定は混ざりません。

プライバシー:予約ページを有効にしたアカウントだけ、Google の接続情報がサーバーに暗号化して保存されます(Mac が起動していなくても予約を受けるため)。有効にしていないアカウントは登録されません。不要になったら「無効化」でいつでも削除できます。

4. 会議と出席者

オンライン会議も、招待のやりとりも、予定の中で完結します。

  • 会議リンク自動検出:Zoom・Google Meet・Teams・Webex を見分けて、ワンクリックの参加ボタンを表示します。
  • Zoom / Meet の発行:予定作成時に会議リンクを自動発行できます。Zoom 付きの予定を削除すると、Zoom 側の予約も一緒に削除されます。
  • 出席者・招待 / RSVP:メールアドレスを足すと招待を送信。参加・辞退・仮承諾を色分け表示し、自分の返信もワンタップです。
招待メールを送る前に確認ダイアログが出ます。外部の相手に不用意に通知が飛ぶことはありません。

5. 段取り・通知

会議も移動もタスクも、先回りで整えます。

  • 実測の移動時間:場所のある予定に、自宅/拠点や前の予定からの所要時間を MapKit で計算し、移動ブロックを直前に自動作成します(自動=実測 / 手動指定の両方に対応)。
  • 「そろそろ出発」通知:出発すべき時刻に macOS 通知でお知らせします。
  • タスク / リマインダー統合:Apple リマインダーと連携し、期限付きタスクをカレンダーとサイドバーに表示します。
  • 今日のサマリー:予定件数・最初の予定・タスク・天気を、メニューバー先頭と朝のダイジェスト通知でまとめて把握できます。
  • 地図・場所連携:予定の場所をミニ地図で表示し、Apple マップでそのまま開けます。
  • 通知:予定ごと、またはカレンダー既定で、開始何分前に通知するかを設定できます。

6. 表示とカスタマイズ

見たい形で、見たい情報だけを。毎日開きたくなる一枚に。

  • 5つのビュー:月 / 週 / 日 / 年 / リスト。年ビューは1年分を一望、リストは時系列で確認。
  • カレンダーセット:仕事・個人など表示カレンダーの組み合わせを保存し、ワンタップで切替。
  • 祝日・ICS購読:祝日やスポーツの日程を webcal/ICS の URL ひとつで重ねて表示。
  • 繰り返し・アラート:毎週・毎月第N曜日・複数ルールに対応。予定ごとの通知も細かく。
  • 複製・右クリック操作:予定を右クリックで複製・翌週/翌日コピー・削除。定型づくりが速く。
  • ドラッグ移動・伸縮:週/日ビューで滑らかに移動。繰り返しは適用範囲を確認します。
  • 天気・テーマ・背景:現在地の天気表示、配色テーマ、背景画像/動画で自分好みに。
  • メニューバー常駐:次の予定・今日のサマリー・ミニ月カレンダー・クイック追加を常駐パネルから。
  • 全文検索:タイトル・場所・説明・出席者を横断検索。

7. 便利機能

競合にない、予定の質を上げる仕掛け。

ダブルブッキング検知

予定の作成・編集画面で時間を選ぶと、重なっている予定をその場で警告します。さらに、同じ長さの空き枠をボタンで提案し、ワンクリックでそこへ移動できます。

複数カレンダーへの同時登録(公開 / 非公開)

予定を作るとき、他のカレンダーにも同時登録できます。カレンダーごとに次を選べます。

  • 内容も登録:タイトル・メモ・場所をそのまま複製
  • 非公開で登録:相手のカレンダーには「予定あり」の時間ブロックだけが載り、中身は見えません

同時登録した予定はグループとして紐づくので、どれか1件を削除すれば全カレンダーから自動で消え、時間を変更すれば全部に追従します。外部公開用と内部用のカレンダーを使い分ける運用にそのまま使えます。

8. ショートカット

よく使う操作は、キーひとつで。

  • ⌃⌥Space システム全体のクイック入力
  • ⌘K コマンドパレット(検索・作成)
  • ⌘Z 直前の作成/更新/削除を取り消し
  • ⌘[ / ⌘] 表示履歴を戻る / 進む
  • 選択日を前後へ(月/週ビュー)
  • ⌘, 設定を開く